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貝を味わう|La Cigale Café(ラ・シガル・カフェ)

平成16年に島内の4町村が合併して誕生した、現在の隠岐の島町。その北西に位置するのが旧五筒村(ごかむら)。水若酢神社やローソク島、そして一夜獄牛突大会といった、信仰や風景そして文化が色濃く残る地です。

この地で50年ほど前から和牛を育む遠藤牧場。全国にその名が広まりつつある「隠岐牛」の源となる母牛を約50頭飼育し、そこで産まれた子牛を販売する和牛繁殖農家です。

ラシガルカフェ1

出荷を主としている一方、数頭の子牛は手作りの餌や島内産の稲わらと飼料米といった、多くのこだわりによって自家肥育されています。

放牧によってストレスを出来る限り減らし、本来あるべき環境で育まれる。こうしてスクスクと成長した牛を、牧場では「放牧牛」と呼んでいます。しかし、この牛は、一年で生産される飼料米の量によって飼育頭数が限られるため、一般の市場には出荷されません。

そんな牛を食べることができるのが、牧場の敷地に隣接するのが、”La Cigale Café(ラ・シガル・カフェ)”。

ラシガルカフェ2

お店を営む遠藤亜希さんと理佳さんの姉妹。幼いころから母親の元美さんを手伝うために台所に立ちつつ、ひととおりの家庭料理やパンにケーキ、あるいは味噌や梅干しといった加工品作りを通じて、隠岐の食材が色々な料理に生まれ変わる瞬間に数多く触れてきました。

その後、亜希さんは観光型農業の先進地であるフランスに渡って南仏の食文化を学び、理佳さんは島での牛飼いやスイスでの農業研修を経て、2011年にお店はオープンしました。

ラシガルカフェ5

木の温もりに囲まれた内装や、まだ日本では数少ない牛肉100%のソーセージといったメニューからは、本格的な農家レストランの趣を感じさせますが、「ふらっとコーヒーを飲みに行く感覚で気軽に訪れて欲しい。」ということで、カフェのスタイルで営業しています。

ラシガルカフェ3

そんなお店で提供されている貝料理にはいくつかあるのですが、オススメは海鮮ピザ。シーズンごとに白バイやサザエ、タコにイカをトッピングするお店の名物メニューです。サクっと軽快な生地に弾むコリコリの具材のハーモニーをトマトソースとチーズがまとめた味に手が止まりません。また、海鮮パスタも海の香りがたっぷりつまった一品。二人で訪れたらシェア必須です。

全ては農業がベース。朝から畑作業をして野菜を収穫し、カフェの厨房で料理の仕込みを経てそのままランチ営業。その間に牛に何かが起こったら牛舎へということも。

食材を愛するからこそ一品一品の美味しさが一層深くなる。自然が育む貝と人が育む牛肉の滋味。ここを訪れた時間はかけがえのないものとなること、間違いありません。

ラシガルカフェ4

店舗情報

店名
La Cigale Café
住所
〒6850301 島根県隠岐郡隠岐の島町北方1428-2
TEL
08512-3-1020
営業時間
11:00~16:30 (ディナーは完全予約制で営業)
定休日
月曜日〜木曜日、ほか農繁期に不定休あり
席数
20席
駐車場
有(6台)
このお店で味わえる貝料理(提供時期)
海鮮ピザ、海鮮パスタ(通年)、白バイのフライ(5名以上のビュッフェ予約時に提供)
URL
https://www.facebook.com/LaCigaleOki
島根県隠岐郡隠岐の島町北方1428-2